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フォンタン手術当日。

2010.11/10

遂にこの日がやってきました。
手術は4回目になりますが、こんなに不安と緊張でいっぱいのまま当日を迎えたことはなかったです。

それなのに、朝から違う意味で緊張した(´・ω・`;)
オペ出しする前にゆっくり会いたかったので8時過ぎには着くつもりでいたのに、渋滞にハマり、先生に言われた8時半に間に合わなかったという・・・orz
朝の渋滞恐るべし・・・!!

念の為病棟へ電話は入れたけど「オペ出しにすら間に合わなかったどうしよう・・・!?」と焦りました
着いたのは8時45分だったのでどうにか間に合ったけど、既に眠くなる薬は入れた後だったので、ヒカルはボーっとした状態だった。
しばらく眠っちゃうのに、もっと早く着きたかった・・・

オペ出しは9時。
柵のついた小児用のストレッチャーに乗せられて移動。
その間ずっとヒカルの手を握ってました。

オペ室入口で名前と誕生日を確認。
相変わらずボーっとした顔のヒカルの頭をなでながら「待ってるから頑張っておいでね。いってらっしゃい。」と声を掛けて見送った。
こういう時、絶対に「バイバイ」なんて言えないですよね。

手術の流れは、オペ室入室後、麻酔や人工呼吸器等の準備をしておよそ10時半頃スタート。
癒着をはがすのに時間がかかるので、実際にフォンタンを行うのは12時くらい。
胸を閉じるまで全て終わるのは16時頃の予定。

私達は家族控室で待機。

10時頃、執刀医のS先生が控室まで挨拶と説明に来てくださった。
今までは、あと胸を閉じるだけの段階になった時に手術説明でお話するくらいだったのでびっくり。
後からママ友達に聞いたら、最近は手術前にも顔を出してくれるようになったそうで、我が子を預ける親からするとありがたい配慮です。
心から「宜しくお願いします」と頭を下げた。

今回の手術中は、仮泊室(病院内の宿泊施設)の手続きや先日のカテ入院の会計、お願いしてる診断書の確認等ちょこちょこやることがあったのと、応援に来てくれたママ友達や看護師さんのおかげで余計な事を考えることもなくあっという間に過ぎました。
手術前とは違いリラックスできて、本当に感謝しています。

そして、思っていたよりかなり早い14時半頃。
S先生より手術説明があるとのことで呼ばれた。

S先生はいつもの丁寧な口調で「予定してたフォンタン術、フェネストレーション両方とも問題なく終えることが出来ました」と言ってくれた。
その最初の一言だけで、私達はかなり安心した。

そして、どういうふうに人工血管をとりつけたか、どこに開窓術の通り道を作ったかを図解しながら説明。
人工血管は予定通り18mm
開窓術で開けた穴は4mm
その際の心停止は40分
血圧は70
静脈圧は10mHg もう少ししたら12~13くらいになる見込み。
サチュ99~100 こちらももう少し下がってくる。

下大静脈を切り離し心臓の形が小さいサイズに変わることで懸念された弁逆流と左肺静脈の血流は、食道に入れているエコーで見る限り、問題なし。
人工血管も左肺静脈に影響が出ない位置につけること出来た。

そして気になる不整脈は今のところ出ていない。
でも前回、術中に起こらず術後に出始めたので、今後も注意深く見ていくとのこと。

驚くくらいの良い結果に胸を撫で下ろした。

現在閉胸中ということで、私達は再び控室で待機。

16時半頃、内線で呼ばれCCUへ面会。
まだI先生や看護師さん達がバタバタと処置をしていた中、眠っているヒカルの顔を見ることができた。

首や両手、左足に点滴。
胸やお腹には胸水や腹水を抜くためのドレーン。
食道温計やサチュレーション等々・・・。

また管だらけの痛々しい姿ではあったけれど、無事に帰って来てくれたこと、根治手術が終わったという実感に涙が出た。
辛かったり悲しかったり安心したり、今まで何度も泣いてきたけど、嬉し涙は初めてだった気がする。

I先生のお話では、血圧が今は70台で少し低めだけれど、鎮静を切って身体が起きてくれば上がってくるだろう。
唇の色が濃い紫色なのも、今は低めに管理している体温が上がってくればキレイになってくる。
この時、サチュは96。
もう少し下がると思うが、開窓術をしたため許容範囲。
本来はもう少し寝かしておくけれど、フォンタンは早めに自発呼吸をさせて人工呼吸器を抜管したいので(人工呼吸器の陽圧呼吸より、自発の陰圧呼吸の方がフォンタン循環には効果的)、徐々に鎮静剤を減らしていくとのことだった。

まだ処置が残っているので、一時退室。
夕食を先に済ませ、19時半頃再び面会へ行った。

最初の面会の時にも思ったけど、今回ベッド回りにある点滴が少ない。
今までは10種類以上はあったのに、今回はその半分くらい。
出血が少なかったようで、17時半頃には輸血も終了。

看護師さんの話によると「痰を吸引するとお腹が動く」そうで、もう既に身体が起き出しているらしい。
私達の面会中も手や足がもぞもぞ動いたりしていた。
しかも、翌朝までには人工呼吸器を抜管するだろうと言う。

えぇーー!?そんなに早く!?

今までが今までだっただけに、処置の速さについていけず驚いてばかり
ヒカルは本当にいっぱい頑張ってるんだな。

私達は、明日には目を開けてるヒカルに会えるかもね、と嬉しい期待をしながらCCUを退室。

この夜は、気を張っていたのと睡眠1時間半で病院へ向かったこともあり、布団に入ったら携帯を握ったまま落ちるように眠ってしまった。
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バンビ

Author:バンビ
先天性心疾患(無脾症候群)の息子・ヒカルと娘・ひなた、主人と私・バンビの家族の日記です。
ヒカルは2010年11月にフォンタンを終えて現在5歳。
幼稚園年長さんです。

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