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アブレーション治療

入院した日に受けたアブレーション治療の説明。
基礎知識がなかっただけに、本当に難しかった・・・。
前もって勉強しておけば先生のお話がもっと理解しやすかったかも、と反省

専門的なことになるとまだ理解できていない部分があるので、素人が書いているものとしてお読みください(´・ω・`;)
誤りがありましたら、加筆・訂正いたします。

カテーテルアブレーションとは、カテーテルの先端から高周波で50~60℃の熱を発生させ、不整脈の原因となっている部位を焼き、異常な伝導回路を断つ治療法。

今回のアブレーションは、1年前IPAS手術後に重度の不整脈が起こりかなり危険な状態になったため、今後の手術の事を考え、不整脈を軽減させることが目的。
ヒカルの不整脈は複雑かつ危険を伴うので“完治”ではなく“軽減”させることが目標になる。

心臓は電気的な刺激が伝わり収縮をする。
洞結節→心房の心筋細胞→房室結節→プルキンエ線維→心室の心筋細胞へと伝わっていく。
(正確にはもっと細かく名称があるけれど、簡略します)

そして本来、その刺激伝導は心臓の右側にある。
無脾は右側相同形成されているため、房室結節が複数あることがあり、不整脈が出やすい。

Y先生は、1年前ヒカルが不整脈に苦しんでいる時に遠い和歌山で心電図を診て、ヒカルの回復に力を貸してくださった先生。
そのY先生の説明によると、ヒカルの不整脈は、“接合部頻拍(医学用語でJET)”というタイプ。
房室接合部付近で頻繁な興奮が発生し、洞結節からの伝導とは関係なく信号を送り出してしまう。
そのため1分間に150以上の頻脈になる。
実際、ヒカルは170以上出ていた。

信号が同じ所をぐるぐる回るリエントリーの場合、回る途中を焼けばいいらしいのだけど、正常な形の心臓なら心房中隔のあたりを焼くことになる。
しかし、ヒカルは単心房・単心室。
心房中隔がないために、房室結節付近、もしくは房室結節に直接熱を加えなければならない。
つまり、房室ブロックの危険が高くなる。

またJETには複数の房室結節間で信号が回るタイプもあり、ヒカルはどのような伝導で不整脈が起こっているかはアブレーションをしてみないと分からないとのこと。
そして、その伝導を確認するためには不整脈が起こってくれないと分からない。
アブレーションでは、点滴で脈拍を増やして不整脈が出やすいように促すのだそう(出すぎたら点滴で抑える)

これだけでも不整脈の怖さを知っているだけに心配でたまらない。
Y先生も安全を最優先にしたいから、ヒカルの状態によってはもしかすると治療を行わないかもしれないとおっしゃった。
ヒカルのデリケートな心臓は「ここまでチャレンジしてみよう」と言えるレベルではないのだ。

しかも、もし治療出来たとしても実際に軽減できたかは、今後行う手術後に不整脈が出ない、もしくは減っているかで分かるとのこと。
でもやらなければ次回の手術後にまた重度の不整脈が出る可能性がある。
正直、考えれば考えるほど怖さと緊張が増すばかりだけれど、出来る範囲でうまく不整脈を治療してもらうしかない。
Y先生にも私達の意見としてそう伝えた。

カテーテルアブレーションによる他のリスクは、
・出血(術後、体を動かさないようベッドに拘束して予防)
・血栓・塞栓
・穿孔(カテーテルが血管や心臓を傷つける)
・心タンポナーデ(心臓を包んでいる心嚢に出血した血液が溜まる=外科的処置が必要)
・弁損傷
・心筋梗塞
・感染
・麻酔、造影剤、抗生物質によるアレルギー
・X線検査による被爆

2歳半の子どもが負うリスクじゃないよなぁ・・・と思いながら説明を聞いていた。

通常のアブレーションは3~5時間くらいかかるらしい。
Y先生は、ヒカルのリスクを考え長時間かけたくないとのこと。

ヒカルの順番は2番目なので、13時過ぎの予定。
どうかどうか、無事に終わりますように・・・。
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バンビ

Author:バンビ
先天性心疾患(無脾症候群)の息子・ヒカルと娘・ひなた、主人と私・バンビの家族の日記です。
ヒカルは2010年11月にフォンタンを終えて現在5歳。
幼稚園年長さんです。

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